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7匹の太った牛と7匹の痩せた牛

ユダヤ人が「うまくいっている時ほど備えなさい」と教えるときの話です。話の全文と、備え方としてのお金の使い方(浪費・消費・投資)を、ユダヤ人から直接教わった内容でまとめました。

この記事で分かること
  • 話の全文(ファラオの夢とジョセフの解釈)
  • 教訓:豊かさの後には必ず貧困が来る。波が来ないことを祈らず、来ても大丈夫にしておく
  • 備え方:お金の使い方を浪費・消費・投資に分け、良い時ほど投資する

執筆:神光(ユダヤ思考ラボ 主宰)/更新:2026-09-23/宗教の勧誘ではありません

話の全文

あるとき、エジプトのファラオが夢を見ました。夢の中で、ナイル川のほとりから7匹の太った牛が現れ、周りに生えている草をいっぱい食べていました。ファラオがその場を立ち去ろうとすると、次は7匹の痩せこけた、いかにも不健康そうな牛が現れました。そして次の瞬間、その痩せこけた牛たちは、太った健康な牛7匹を全部食べてしまいました。

ファラオはこの夢がどういう意味を持つのか、予言者や神官を集めて聞きましたが、誰にも意味が分かりませんでした。そのとき、牢屋に閉じ込められているジョセフという人間がいました。彼は夢の内容をよく当てることで有名だったので、ファラオの前に呼び出されました。

ジョセフはファラオに伝えました。「エジプトには今後7年間、大豊作が訪れます。しかしその後の7年間、それ以上にひどい大飢饉が訪れます。何の作物も育たず、一粒の小麦すら取れなくなります」。ファラオが「どう対応したらいいのか」と尋ねると、ジョセフは進言しました。「豊作の7年間、毎年の収穫を食べ尽くさずに、可能な限り貯蔵してください」。

ファラオはジョセフの言う通り、可能な限りの作物を貯蔵しました。ジョセフの言う通り7年間は大豊作が訪れ、8年目からは長い長い大飢饉が訪れました。大飢饉は7年間も大勢の人を苦しめ、多くの周辺国家も富を失いました。しかしエジプトのファラオだけは、作物を貯蔵していたので、飢饉を凌ぐことができました。

この話の意味:豊かさの後には、必ず貧困が訪れる

これは豊かさの後には貧困が訪れる。だからそれに備えておくことが最も重要、という教えです。人生には波があります。うまくいっている時期はあるけれど、急にうまくいかない時期が訪れる。僕もありました。売上がうなぎ登りで「何もしなくてもいい」と思うような時期もあれば、「全然うまくいかない、どうしよう」と思う時期も。

バブル時代の日本を思い出してください。お金が無限にあるかのように使いまくって、その後、当時の人からは考えられないほどの不景気が訪れました。うまくいき続けることは、事実としてありません。必ず波があります。だから、波が来ないことを祈るのではなく、うまくいかない波が来ても大丈夫なようにしておくことが重要です。

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備え方:お金の使い方を3つに分け、良い時ほど「投資」する

ユダヤ人が教える資産管理の方法は、お金の使い方を変えることです。お金を使う選択肢は、大枠で3つしかありません。

  • 浪費:無駄遣い。絶対に必要ではないけれど欲しいから買う(絶対に使わないマッサージチェアなど)。
  • 消費:生活に必要なもの。家賃、食事。これがないと生きられない。
  • 投資:将来に対してお金を払い、将来対価を得るもの。株式を買った時点では儲からないが、長期で見て会社がうまくいけば増える。自己投資も同じで、払った時点ではお金が減るが、得たスキルや能力で将来何倍もの利益を得られる。

うまくいっている時ほど、この3つのどれをすればいいか。言うまでもなく投資です。うまくいっている時に調子に乗って、未来に時間と労力とお金を使わないと、うまくいかない時に準備不足で破綻します。

僕はうまくいっていた時期に、自己投資にかなりお金を使いました。そのおかげで、ビジネスの売上が多少落ちても、新しくゼロから自分でビジネスを作り出す力が残っていて、お金に困っていません。もしその時期にお金を全部散財していたら、新しくビジネスを作る能力はなく、うまくいっていなかったと思います。うまくいっている時期こそ慎重になって、未来の機会やお金にどんどん投資してください。

※特定の投資先や利益を勧めるものではありません。お金の考え方として、ユダヤ人から教わったことを書いています。

この記事の出どころこの記事は、神光がYouTubeとラボの講義で話した内容を、そのまま文章にしたものです。創作はしていません。元の動画:
  • 【お金の原則】ユダヤ人が3歳から教えられる究極の資産管理のストーリー3選(YouTube「ゆだしん」)

数字について:人口0.2%(約1,580万人・2024年)はヘブライ大学 S. デラペルゴラ教授の推計、ノーベル賞受賞者の約2割は Jewish Virtual Library の受賞者一覧の集計です。動画で話している「世界の富の40%」「アカデミー賞の37%」などは集計によって数値に幅があるため、このサイトでは出典を確認できる数字だけを使っています。

神光(ゆだしん)ユダヤ思考ラボ 主宰/株式会社HD 代表/YouTube「ゆだしん」329本。19歳、月収14万8千円の派遣社員のときに子どもが生まれ、同じ年にユダヤの考え方に出会う。半年で独立し、自分の会社を経営しながら、ビバリーヒルズに住むユダヤ人の実業家のもとで学び続けている。大人向けに教えてきた内容を、そのまま自分の娘に使っている。
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元になった動画

この記事の内容を、神光が動画で話しています。再生ボタンを押すとこのページ内で再生します。

動画「【お金の原則】ユダヤ人が3歳から教えられる究極の資産管理のストーリー3選」のサムネイル

【お金の原則】ユダヤ人が3歳から教えられる究極の資産管理のストーリー3選
YouTube「ゆだしん」

FAQ

よくある質問

この話は聖書の「ヨセフ」の話ですか?

神光は動画で「タルムードのストーリー」として、牢にいたジョセフがファラオの夢を解いた話として語っています。ここではその語りのとおりに書いています。

備えるとは、貯金することですか?

貯めることも含みますが、動画で教えているのは「うまくいっている時ほど投資する」ことです。お金の使い方を浪費・消費・投資に分け、良い時に未来(株式や不動産のような長期のもの、そして自己投資)にお金を回しておく。詳しい分け方は「ユダヤ人のお金の教え」の4:3:3をご覧ください。

一緒に教わる話はありますか?

同じ動画で「王冠をかぶったスズメ」(見せびらかさない)と「卵の運び方」(分散する)を教えています。

NEXT STEP

続きは、動画で。

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