まず事実:人口0.2%で、ノーベル賞の約2割
ユダヤ人は世界に約1,580万人。東京都の人口より少し多いくらいで、世界人口の0.2%です。その0.2%が、ノーベル賞では受賞者の約2割を占めています。
出典:人口=ヘブライ大学 S. デラペルゴラ教授の推計(イスラエル中央統計局 2024)/ノーベル賞=Jewish Virtual Library の受賞者一覧の集計。動画では「世界の富の40%」「アカデミー賞の37%」「ピューリッツァー賞・文学賞の51%」とも話していますが、集計によって数値に幅があるため、ここでは出典を確認できる2つだけを載せています。
動画で例に挙げているのは、Facebookのマーク・ザッカーバーグ、Googleのラリー・ペイジとセルゲイ・ブリン、マクドナルドのレイ・クロック、スターバックスのハワード・シュルツ、投資家ジョージ・ソロス、デルのマイケル・デル、ワーナー・ブラザース、監督スティーブン・スピルバーグ、ロックフェラー、ロスチャイルド。しかもこの成功は最近の出来事ではなく、5000年続いています。何千年も続くなら、才能や運ではなく、何か理由があるはずだ。僕はそう思いました。
理由は才能ではなく「教育」。迫害の歴史が教育特化型の民族を作った
理由は一言で言うと教育です。ユダヤ人と他の民族では教育が全く違います。理由は歴史にあります。ユダヤ人はずっと迫害され、命を簡単に奪われてきました。「ユダヤ人を見つけて殺してもよい」という法律があった時代もあります。命が簡単に取られるなら、お金はもっと簡単に取られる。どれだけ子どもにお金を残しても意味がない。だからお金自体を残すのをやめ、お金を稼ぐ能力を残そうという発想になり、教育特化型の民族になりました。
目に見える財産はいとも簡単に奪われてしまう。しかし、私たちの頭の中にある知恵だけは誰にも奪われることがない。ユダヤの格言
ユダヤの子どもは3歳で読み書きができ、13歳で成人し、13〜16歳で自分のビジネスを作ってお金を稼ぎ出します。それが当然のようにうまくいくのは、3歳から13歳の間にタルムードで教えられる内容のおかげです。タルムードには、あらゆるジャンルの「原理原則」(誰がいつどこでやっても同じ結果になること)が物語で書かれています。中身は タルムードとは にまとめました。
習慣① すべてのことに疑問を持つ(自立思考)
人は疑問を持った分野でしか成長しません。野球がうまくなる方法を考えない人は野球がうまくならない。疑問を持って自分で答えを見つけていく思考パターンを、ユダヤでは自立思考と呼びます。自分で正解を見つける能力です。世の中に絶対の正解はなく、「何のビジネスをすればいいですか」の答えは、その人の資金・人脈・経験・得意なことで全部変わる。だからユダヤ人は、疑問を持って自分で正解を見つける作業を3歳から永遠に繰り返して習慣にしています。
- 積極性を持つ:頭がいい人がいろんなことを思いつくのではなく、いろんなことを考えた人が頭が良くなっていく。講座で質問して手を挙げる人は少ないが、挙げていない人に当てると1〜2秒で答えが出る。答えざるを得ない状況になれば頭は回る。分からなくても手を挙げる習慣が、頭を高速回転させます。
- 考えることを放棄しない:分からないことは苦痛なので、人は途中で諦めます。ここで諦める癖が一番もったいない。間違っていてもいいから、必ず自分なりの結論まで出す。有識者の視点は後で聞けばいい。
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習慣② 議論・ディベート・交渉をする
ユダヤ人は「口から生まれた民族」と言われるほど議論します。日本では、上司に「これはこうじゃないですか」と言う部下は煙たがられ、「触らぬ神に祟りなし」「寝た子を起こすな」という言葉があるように、言われたことを言われた通りに受け取るほうが得だと思われています。ユダヤ人は全く逆で、積極的に議論しなければ自分にとって最良の結果は得られないという教えです。
神が「この町は悪人に満ちているから焼き尽くす」と言った。すると男が交渉した。「この町に善人が50人いても全員殺すのですか。50人いたら見逃してもらえませんか」。神は「50人いるなら見逃そう」。男は続ける。「では40人なら」「30人なら」。この調子で最終的に、善人が10人いれば町を焼かないという契約を神と取り付けた。
神様とすら交渉すべきだ、という教えです。格言に「積極的な人間が全ての旨味を持っていき、消極的な人間には何も残らない」があります。「議論すると相手が不快になるのでは」と言う人がいますが、問題は議論することではなく、相手を不快にさせる内容でしか議論できないこと。日本マクドナルドの創業者・藤田田さんは交渉で、世界のマクドナルドが本社に払うロイヤリティ5%を日本だけ1%にし、フランチャイズ料の支払いを軌道に乗るまで後回しにし、メニューを自由に作れる権利を勝ち取りました。それで日本マクドナルドは世界一のシェアを取り、本社にとっても良い結果になった。交渉がうまくなるには、レベルの高い環境(トップクラスの営業、経営者、弁護士、ネゴシエーター)に入ることです。周りのレベルで自分のレベルが変わります。
習慣③ 見せられたものではなく、見るものを選ぶ(参考材料)
結果は行動から生まれ、行動は行動基準(価値観)から生まれます。セミナーではよく「価値観を変えましょう」と言われますが、ダイエットを決意しても続かないように、価値観はそう簡単に変わりません。ユダヤ人は、価値観を作り出している根本を変えなさいと言います。それが参考材料、つまり自分の目で見たもの・耳で聞いたもの・体験したことです。参考材料の質が高ければ結果の質も高くなり、悪ければ悪くなる。
だからユダヤでは、TikTokやYouTubeのショート動画、Instagramのリール動画は「絶対に見るな」と言われます。出てきたものを無限にスクロールしているだけで、自分で参考材料を選んでいないからです。テレビも、見せたい世界を見せているだけで、そればかり見ていると偏った参考材料しか入りません。逆に、映画は自分が何を見るか決めないと見られない。本も自分で選んで買わないと読めない。セミナーも自分で決めて行くもの。人から与えられた参考材料ではなく、自分で選んで参考材料を取りに行く癖をつける。取りに行った結果しょうもないものもありますが、それでも自分の欲しい結果には確実に近づいています。
家庭で実際に起きていること:3歳の読み書き、13歳の使命、お小遣いのない家
3つの習慣は、家庭の中で具体的な形になっています。動画と講義で話していることを並べます。
- 3歳で読み書き、3〜13歳でタルムード。物語を読んで終わりではなく、親が「本当にそうなの?」「他には?」と問い返す問答(ハブルータ)で、自分で答えを作らせます。
- 13歳で成人し、人生の使命を決める。お葬式のときに周りからどう言われたいか(葬式ベース)から逆算して、命の使い方を5分で決める。未完成でよく、毎年書き直してよい。
- 無条件のお小遣いやプレゼントがない。親が無条件に与えるのは愛情だけ。ほかはお手伝い(貢献)で点数を貯めるポイント制度で勝ち取ります。努力したら報われる、という習慣を家の中で作ります。
- 物ではなく体験にお金を使う。人生の幅は経験で決まる。超一流の経験も三流四流の経験もさせて、判断の幅を広げます。
- 13〜16歳で自分のビジネスを作る。それが当然のようにうまくいくのは、それまでの10年間の教育のおかげです。
年齢別のやり方は ユダヤ式子育て に、お金の教えは ユダヤ人のお金の教え にまとめました。
才能ではなく、知っているか知らないか
僕は19歳のとき、ユダヤ人が成功している理由を知り、それをそのまま素直に受け止めて実行しました。書いてある通りにやって半年で独立し、その後は自分の会社を経営しながら、ビバリーヒルズに住むユダヤ人の実業家のもとで学び続けています。これは僕の体験であって、誰にでも起きることではありません。ただ、ユダヤ人はみんな3歳からできていて、僕も19歳からできた。才能ではなく、知っているか知らないかの世界です。
ユダヤ人のようになるために、宗教に入る必要はありません。原理原則は、水が100度で沸騰するのと同じで、信じるかどうかに関係なく同じ結果になります。3つの習慣は、今日から一つずつ始められます。
- 【日本人と真逆】世界一のお金持ちが3歳から実行する成功習慣3選(YouTube「ゆだしん」)
- ユダヤの子供が3歳から受ける英才教育3選【タルムード】(YouTube「ゆだしん」)
- 【全人類が成功できる】ユダヤ人が3歳から学ぶタルムードの成功習慣(YouTube「ゆだしん」)
数字について:人口0.2%(約1,580万人・2024年)はヘブライ大学 S. デラペルゴラ教授の推計、ノーベル賞受賞者の約2割は Jewish Virtual Library の受賞者一覧の集計です。動画で話している「世界の富の40%」「アカデミー賞の37%」などは集計によって数値に幅があるため、このサイトでは出典を確認できる数字だけを使っています。


